タクシーとバスの運転手。転職するならどっち?

タクシーとバスどっち?

タクシーに転職しようと考えている人が一度は検討したことがあるのがバスの運転手ですよね。似たような公共交通機関の運転手。どっちが自分にあっているのかなぁと疑問に思っている人もいますよね。

この記事はタクシーやバスのドライバーに転職しようと考えている方、違いや比較を紹介している記事です。どちらもメリット・デメリットがありますので自分にあった業界を選ぶと転職に失敗しないと思います。

ここでのバスは基本的に路線バスや乗合バスのことです。長距離バスや観光バスはまた少し違いますが、多少似た部分もありますので参考程度に読んでいただくといいかと思います。

タクシーの転職についてはタクシー求人サイトは【転職道】がおすすめな理由で書いていますので参考にしてみてください。ではどうぞご覧ください。

乗合バス

給料の安定性が違う

バスとタクシーでは給料の方針が一番に違います。それに転職や就職しようと検討している方が一番気になるのがお金の問題。バスとタクシーでは給料の査定方法が違っていますので自分の生活スタイルに合っているかどうかで分かれると思います。

タクシーは完全歩合給に対しバスはある程度の固定給になっています。バスも自分が運行した時間しかもらえませんので何も仕事をしなくても給料がもらえるわけではありません。

ただお客さんを乗せなくても運行していれば給料はもらえますので、空車で走っていたら給料がもらえないタクシーとは違います。景気や自分の技量によって給料に差が出ないのがバスの運転手。給料を安定してもらいたいのであればバスの運転手がいいかもしれません。

関連記事:タクシーの歩合について現役タクシー運転手がサクッと教えます

稼ぎ方が違う

お金

バスの運転手の給料は売上が悪いタクシーより高く、稼ぐことができるタクシー運転手より低い。稼ぎ方を知っているタクシードライバーがバスの運転手より給料が高くなり、お客さんを見つけるのが下手なタクシードライバーはバスの運転手より低い給料になります。

タクシードライバーの給料は本人の技量によって給料は大きく異なります。しかしバスの運転手は運行する日程が同じであればある程度似たような給料になります。給料が高い順に並べると「稼げるタクシードライバー」「バスの運転手」「稼げないタクシードライバー」となります。

さらにタクシードライバーは10年と一定の条件をクリアすれば個人タクシーで開業することができます。個人タクシーになればさらに自分のペースで仕事をすることができ給料をアップさせるが可能。給料の良し悪しは自分次第なのがタクシー運転手です。

時間の自由度が違う

バスとタクシーの大きな違いのひとつに時間の自由度が違います。タクシーは自由出勤なところがあります。対象的に路線バスの運転手は会社から決められたダイヤによって休日が決まります。

タクシードライバーは予約さえなければ当日欠勤しても影響はありません。極端にいえば何時に出勤してもかまいませんし、出勤しようが欠勤しようが問題ないのです。

タクシーは遅刻の概念があまりありませんし、当日体調不良で休むことも問題ありません。タクシー会社によっても異なる話ですが、タクシー会社側は決められた時間に出勤してもらいたいですし当日急な欠勤は困ります。ですが実際は何時に出勤してもいつ休んでもあまり影響がないのがタクシードライバーです。

タクシーの自由度とは逆に路線バスの運転手は出勤時間や出勤日、休日は会社側から決められてしまいます。事前に希望休日や有給申請すれば休むことは可能です。でも運転手が少ない日などは他の日にずらしてくださいなど希望変更をお願いされます。

バスの運転手の遅刻は厳禁ですし、当日欠勤はもってのほか。自分の時間は会社に決められてしまうのがバスの運転手です。遅刻欠勤がご法度は社会人としては当然ですが、タクシー運転手と比べるとかなり異なるといえます。

路線バスの運転手は社会人として当たり前に出勤して勤務していれば安定して給料がもらえる仕事です。タクシー運転手は自由な代わりに自分次第で給料が異なる自由業といえる仕事です。どちらが自分に合うかはよく考えてみてください。

自由な時間

休憩できる自由が違う

タクシーは空車であれば疲れたり気分がのらないときはいつでも休憩できます。お客さんが乗っている時間がバスに比べて少ないので休憩しやすいのです。

逆に路線バスや乗合バスは運行時間が決まっていますので、お客さんが乗らなくても時間通りに運行し、休憩時間は決まってきます。乗合バスはトイレに行きたいと思っても運行中は行くことができません。

タクシー運転手の仕事が自由すぎるので比較するとバス運転手は時間に縛られている感じがしますよね。でも一般的な仕事も勝手に持ち場を離れたりトイレに行くことは難しかったりしますので乗合バスだけが時間に厳しいわけではありません。

タクシー運転手の仕事環境が比較的自由なので比較対象にならないのです。タクシードライバーの労働時間や勤務時間が知りたい方はタクシー運転手の労働時間はどれくらいなのか?で書いています。

走る道が違う

雨のバス

タクシーは毎日知らない道を走ります。ベテランになればある程度知らない道はなくなりますが、それでも知らない道や新しい道を走ることはなくなりません。タクシー運転手は臨機応変に運転する技術が必要です。

路線バスは走るルートが決まっています。知らない路線をいきなり走ることはなく、事前にルートを確認したり同乗したりして間違いない運行をする必要があります。担当する路線は決められていて、知らない路線を走ることはありません。

もし会社側が新しい路線を走ってもらいたい場合は事前にルートや案内図、研修などを行い、その路線を安心してまかせられると判断されればバスを運転させてもらえることになります。

毎日同じ道を走るバスの運転手と、知らない道を走ることがあるタクシードライバー。毎日同じ道を走るのは安心ですが、退屈だったり飽きてくることもあります。知らない道を走るのは不安で危険が多いですが、刺激だったり新しい発見があり楽しい部分もあります。

どういう道を走るのが好みかでバスとタクシーでは違ってきますよね。

道の覚え方は道の覚え方のコツや方法をタクシー運転手が教えますでタクシー運転手がコツを紹介していますので参考にどうぞ。

お客さんが違う

バス乗客

タクシーはお客さんと一対一ですので何かと苦労があるイメージですよね。でもバスもお客さんとの客商売なのは同じです。バスの運転手もお客さんとのやり取りは何かと苦労します。

どの業界でも同じですが、何かと文句を言ってくるお客さんはいます。それはタクシーもバスも同じ。細かいことや些細なことを指摘してきたり、お門違いなことでクレームを出してきたりは日常茶飯事です。

細かい違いは抜きにして、僕が感じるお客さん問題の一番の違いは客同士のトラブルの有無です。タクシーは一組しか乗ることができませんのでお客さん同士のトラブルはありません。ですが乗合バスは知らない他人同士が乗るのでお客さんどうしでもめます。さらに「あの客がこんなんだけどなんとか言ってやってほしい」と運転手に理解を求めてくることも。

バスとタクシーではお客さんへの気苦労は客商売ですのでなくなることはありません。多少の違いはあれ大なり小なりのトラブルやクレームはあります。ですが会社からのルールや社会マナーをしっかりしていれば大きな問題になることはありませんので心配いりません。

おすすめ記事:なぜタクシー運転手が底辺やきつい仕事だと思われているのか?

運転の難易度が違う

バスと乗用車

車を運転するのでバスもタクシーも同じように安全が第一であって、どちらも難易度が高いのは周知の事実ですよね。そうはいってもやっぱり運転の難易度が高いのは車体が大きいバスですね。

車は軽自動車やコンパクトカーなど車体が小さくなれば気をつける範囲が小さくなり運転がしやすくなります。逆にバスやトラックなど車体が大きくなれば注意する部分が多くなり運転の難易度が高くなります。

乗合バスでは乗車率が高いときと空車のときではアクセルやブレーキの感覚が変わってきます。空車では止まってくれたタイミングでも乗車率100%であればもう少し手前から減速しなくては止まりません。

タクシーもお客さんが乗っているときと乗っていないときでは多少の違いはありますが、普通車の範囲ですので大型バスよりはなんとか運転できる感覚です。

大型バスを運転して自分には無理だと感じてタクシーに転職してくる人もいます。大型車両も慣れの問題ですが、やっぱり人によって向き不向きがある技術といえますね。

転職や就職のしやすさが違う

面接

路線バスや乗合バスの方が転職や就職はしにくいです。電鉄系バス会社の面接で落ちた話は聞きますが、タクシー会社の面接で落ちた話は聞いたことがありません。

タクシーは車両が空いていている限り運転手を受け入れることは可能です。バス会社もバスが空いていれば運転手を募集することができますが、バス会社の車両が空いている時点で会社として運行不可能な状態ですので常に車両に空きがあることはありません。現状は運転手を少し多めに確保しているので追加募集することは少ないですね。

バスの運転手は安定した仕事も給料もある程度は安定していますので退職者も少なく募集すること自体も少ないのです。逆にタクシー運転手は仕事も給料も安定しませんので常に運転手を募集しています。こうした理由から転職するのは路線バス会社のほうが難しいといえます。

二種免許は入社してから取得できる

タクシーもバスもお客さんを乗せるのであれば二種免許が必要になります。二種免許についてはタクシー運転手になるには二種免許と地理試験(特定地域のみ)が必要でも書いていますので参考にしてください。

二種免許をもっていなくても会社が費用を立て替えてくれて取得させてくれますので入社前には心配いりません。面接や条件提示の際に確認しておきましょう。

まとめ

バス運転手

バス運転手とタクシー運転手の違いを簡単に紹介しました。向き不向きがありますのでどちらが自分にあっているかじっくり考えたり面接時に確認しましょう。実際に入社する前の検討が失敗しない転職をするための秘訣ですね。

タクシーは比較的転職しやすいので最初は乗合バスを検討されるといいでしょう。バス運転手の条件や会社に応募して自分の希望に合わなければタクシー会社を探せばいいと思います。実際にバス会社に入社してどうしても自分に向いてないからタクシー会社に転職してきた人もいるのでどっちがベストかは人によりますね。

このブログでは転職や就職の参考になる記事を書いていますのでそちらを読んでいただきながら、じっくり考えて失敗しない転職活動をしてください。

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