タクシー運転手が酔っ払いに困らない方法を教えます

タクシーの酔っぱらい

タクシー運転手に転職を考えている人が気にしていることの一つに「酔っぱらい」がありますよね。

酔っぱらいに絡まれたらどうしよう?
泥酔して寝たまま起きなかったらどうしよう?
車内でゲロを吐かれたらどうしよう?

などいろいろ考えられますよね?

タクシードライバーの仕事を考えている方向けに酔っぱらいについて記事にしました。酔っぱらいの種類や対応方法などこの記事を読んでおけばほとんどの酔っぱらいや泥酔客にも対応できるはずです。

ではどうぞご覧ください。

酔っぱらいの種類は?

最初に酔っ払いと一つにまとめずに、無理やり種類分けをしたいと思います。ぶっ飛んだ泥酔客もいますが普通は一定の酔っぱらいパターンしかありません。

上手に対処して売上につなげましょう。

良い人になる場合

基本的に良い人か大人しくしている場合が多いです。特に目的地も支払いもトラブルありません。こういうお客さんは単価も良くサクッと仕事ができるので優良客だといえます。

目的地の住所を伝えてすぐ眠りに入る

自分が寝てもいいように住所を伝えておく、お客さんがタクシー慣れしているので助かるパターンですね。こういったお客さんはロング客がほとんどですので狙い目です。

ただ目的地に着いてすぐに起きるか起きないかによって雲泥の差になりますので最後まで気が抜けません。

タクシーに乗ったらすぐに寝るのは酔っぱらいの定番行動。とにかくすぐに車内で寝ます。声をかけるとすぐに起きてくれる客であれば問題ありません。

声をかけても反応が鈍く会話にならないほどの泥酔状態

乗る前からヤバそうだなぁと思っていたら案の定泥酔状態。目的地やルートを聞いても聞こえていないか理解できていないか。お客さんが何か言ってきてもムニャムニャと聞き取れない、理解できない。

こういうお客さんには大きめの声でガンガンいくのが定番ですが、豹変する場合もありますので注意が必要です。目的地さえわかれば比較的問題ないパターンです。

おそらく記憶が飛んでいるような言動

反応が鈍いより更に酔っている状態。お客さんが言っていることが支離滅裂。ふざけているのか真面目に言っているのかも理解不能。右ですね?と確認して右に進んでも「そっちじゃねぇよ!」と怒鳴る。でも結局右で合っていたオチ。

記憶がない状態のお客さんに対しては運転手の金銭的、時間的ロスがあったとしても出来るだけ無難に降ろすのが最善。下手に欲をかくと最終的には自分に不利益になる場合が多いです。

諦めて早めに処理して次に期待するようにしましょう。

乗る前から嘔吐感を持っている

お腹あたりを押さえながら両肩をヒクヒクさせている人は注意。すでに嘔吐物を腹に抱えています。

吐きそうなお客さんを乗せることになってしまったら、乗る前に「大丈夫ですか?吐かないでくださいね」とか他にもいろいろ声をかけて牽制します。

どうしても乗せることになってしまったら吐きそうになったら素早くドアを開けたり、事前にエチケット袋を渡していたりなどの対策をとっておきましょう。

泥酔者を含め複数人で乗り込み数カ所周り、泥酔者を最後に残す

一番ヤバそうな人を座席に残し「運転手さん、あとよろしくね」と言って立ち去ろうとするパターン。シラフも面倒なので適当なことを言って立ち去ろうとします。

「ちょ、待てよ」とシラフを引き止め住所か目的地を聞きだすのが最低限必要です。もしくはその場で起こしてもらうか降ろすか、とにかく最後のシラフに逃げられないよう注意する必要があります。

一見普通だが乗り込んできたら酒臭い

乗る前はシラフのように見えていたけど乗車してくると酒臭いパターン。運転手は安心ムードから一変し警戒ムードに移行する必要があります。

結局何事もなく目的地まで送り届けて終了の場合がほとんど。でも気を抜いていると他の酔っぱらいパターンへ移行する可能性も秘めていますので無事降ろすまで気を抜くことがないようにしましょう。

気分良く話しかけてくる

軽く酔っていて気分良くノリで話しかけてくるパターン。近場の場合が多いけどチップを出してくれる可能性が高いのでノリ良く接客しておきましょう。

何を話すわけでもなく、気分良くなっている相手の話題に「そうですよね~ははは~」と反応しておけば問題ありません。

OZPAの酔っぱらい

車内で電話をしてうるさい

乗ってきて何も言わずに大声で電話をし始めるパターン。彼女や彼氏、飲み屋さんが相手の場合がほとんどです。

電話客で気をつけたいのが目的地までの道を確認する場合です。黙っているお客さんであれば話しかけるのは問題ありません。でも気分良く電話している状態だと話しかけるタイミングが難しい。

でも通り過ぎたり勘違いだったりするともめますので電話中でも無理やり割り込んで確認するようにしましょう。

数人で乗ってきてギャーギャーとうるさい

飲み屋のノリでそのまま乗車してきたパターン。うるさいのを我慢すれば問題になることはありません。

後ろの座席でペチャペチャと音が

男女が乗ってきてコソコソ話をしながらペチャペチャと。気にしないようにしてれば問題ありません。

 

タクシー運転手の酔っぱらい対策

タクシードライバーの仕事を始める方が特に心配な酔っぱらい対策を紹介します。経験を積んでいけば自分なりの対策や方法が見つかると思います。基本的な方法ですので参考にしてください。

たちの悪い酔っぱらいが出没するエリアに近づかない

タクシー運転手の仕事を初めて間もなくは道も不慣れ、お客さんの対応も不慣れです。自分で新人だと思っている時期には危ないエリアに近づかないのが一番の対策です。

どのエリアが危ないのかは先輩社員や同僚に聞いて覚えるか、自分で経験するしかありません。大雑把に言うと若者が集まるような繁華街は避けるほうが無難でしょう。

酔っぱらいの一番の対策は「乗せない」ですね。

夜の歌舞伎町

酔っぱらいを乗せてしまったらガンガン話しかける

何がどうなっても埒が明かなくなるのが酔っ払い。こちらが問題ない対応をしても文句をつけてくるお客さんもいます。

もし泥酔しているようなお客さんを乗せてしまったらガンガン話しかける方が安全です。

話しかけるといっても天気の話やニュース、スポーツではありません。内容は道順や目的地、お客さんの体調です。

いかにもお客さんの事を心配してますような内容で話しかけます。話しかけるとお客さんの状態も理解できますし、ルートや料金で文句を言われる可能性も下がります。

普段より細かく聞いたり確認したりしていると問題ないお客さんか泥酔客かがわかります。問題なければ普段通りで構いませんし、泥酔客ならそれなりの対応をするしかありません。

とにかくたくさん話しかけてお客さんの状態を把握することが問題を避ける方法です。

交番や警察署の場所を探しながら目的地へ

酔っぱらいはすぐに寝ます。気を抜くとさっきまで話しをしていたのに数秒後に熟睡していることもあります。

寝ていないかどうかはルートを確認するふりをして話しかけるのが最適です。「じゃぁお客さん、ここを曲がりますね~」と言いながら後部座席をちら見する。「あぁ」とか返事があれば問題なし。ちら見して泥のように眠るお客さんを見てしまったらがっかりです。

少しずつ話しかけながら、起こしながら運転します。でもなかなか起きない状態であれば目的地付近の交番や警察署を確認しながら運転しましょう。

最悪な状態は目的地まで着いて起きない。付近に交番や警察署がない。時間をかけて戻ったり移動するしかない状態です。時間も売上もロスしてしまいますので絶対に避けたい状況ですね。

交番や警察署の場所が把握できれば目的地に付く前に起こします。窓を開けたりライトをつけたりしても起きない場合は警察官に起こしてもらいましょう。

酔っぱらいに対してはお客さんの状態を把握することと、交番や警察署の場所を確認しながら運転することですね。

ヤバメな酔っぱらいの場合はメーター料金を調整する

目的地まで到着すれば酔っ払いも文句を言いません。そこで料金を請求されると一転してブーブー文句をたれます。

実は酔っぱらいは自分が乗った場所を覚えていません。飲み屋から遠方の自宅まで乗ったとしても、普段使いの最寄り駅から乗ったと勘違いすることが多々あります。

自分が許容できる範囲でメーター料金を調整する方法を取りましょう。無駄に文句を言われたりゴネられたりする時間や自分のメンタルを考えると、黙ってさっさと降りてもらったほうが結果として自分が得をします。

よくあるのが酔っ払いの言うようにグルグル道に迷ってさぁ目的地に着いたけどメーター料金が結構上がって「高い!」と始まるパターンです。

極端に言えば料金を貰わずに降ろせば文句を言われることはありません。この状態まで対処できなかった自分が悪いと諦めることが次につながります。

まとめ

タクシー運転手に酔っ払いの対応スキルは必須です。ロング客や売上を大きく上げるには飲んで帰るお客さんが必要だからです。

酔っ払いがいなければ毎日が日曜日や月曜日のように閑散とした夜を迎えることになります。

自分で許容できる範囲で酔っ払いの対策を考えておくと心配ないですし、売上アップにもつながると思いますよ。

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コメント

  1. 因果な商売ですね、落ち度もないのにチンピラや少年にまで因縁をつけられる事があるタクシードライバー、保護的な策でもあれば良いですが。

    タクシーに向いていないと言えば簡単な話でしょうが、1~3年で病んで辞める方はこのパターンが多いと思います。

    そして皆さん口々にもうタクシーはやりたくないと言います。お客はその時の気分で暴言をはきます、料金を払わないぞなどよく言うセリフ、警察を呼べば、すぐ支払う、支払って貰えば良いという訳ではなく、内心すごく傷ついてます。