タクシーメーターの仕組み教えます。

タクシーメーターの仕組み

タクシーに乗ると気になるのがメーター料金ですよね。運転手の左側にあるタクシー料金を表示しているあの機械です。走るとどんどん金額が上がっていくのでお金が心配になる人も少なくないかと。

今回はタクシーに乗ったら必ず目にするタクシーメーターの仕組みについて記事にしました。料金の上がり方や計算方法、距離時間制などタクシーメーターについての基本的なことをわかりやすく解説しています。

タクシー料金の上がり方に不満を持っているたり、運転手が故意に操作して料金を上げているのではないかとムカついている、止まる直前にメーターが上がって不思議に感じているなど、誰しも気に入らないタクシー料金を決めるタクシーメーターの仕組みを知りたい方におすすめの記事です。

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タクシーメーターとは

タクシーメーター

タクシーメーターは、タクシーやハイヤーに設置される機器の名称である。走行距離や時間に応じて収受すべき運賃や料金を自動的に計算し表示する機能を持つ。

タクシーメーターとは wikipedia

タクシーに必ず設置されているタクシー料金を決める機械のこと。タクシーメーターは計量法に規定されていて運転手が勝手に不正操作すること違反になります。タクシーメーターは計量法により一年ごとに距離の誤差を検査する決まりがあり、車両には検査済みのシールを張ることになっています。

全てのメーターは1年毎に距離の誤差を検査

PDF:経済産業省 「特定計量器」とは何か(リンクエラーにより削除)

メーター料金の仕組み

タクシー料金は地域によって異なります。ここでは東京23区・武蔵野市・三鷹市を一例に紹介させていただきます。料金の上がり方が地域によって違うといってもタクシーメーターの仕組みは同じですので多少金額が違うだけですよ。

下記は東京タクシーセンターより引用させていただいたタクシー運賃・料金の仕組みについてです。

距離制運賃
初乗運賃 1052mまで410円
加算運賃 237m増すごとに80円

時間距離併用運賃 時速10km以下1分30秒ごとに80円

深夜早朝割増 22時から5時まで2割増

迎車回送料金 1回につき定額料金を事業者ごとに設定

障害者割引 1割引

遠距離割引 9,000円を超えた金額について1割引

タクシー料金は乗ったら初乗り運賃の410円が加算され、そこから時間距離併用でメーター料金が上がってく仕組みです。

タクシーメーターのメーカーは4社

タクシーに設置されているメーカーは4社。そのうちの1社、大阪メーター製造が廃業されたということなので5社から4社になりました。

運転手からするとメーカーによって使い勝手がかなり違います。お客さんは検査で統一されていますのでメーカーが違っても料金の違いはありませんよ。

タクシーメーカーの一覧

ニシベ計器製造所

二葉計器株式会社

矢崎グループホームページ

三和メーター

大阪メーター製造(2014年9月破産手続きの開始決定)

時間距離併用運賃とは

よくある疑問に同じ場所なのにメーター料金が違うという話がありますよね。タクシーメーターの仕組みは時間距離併用といって距離だけでなくタクシーが停止している時間もメーターが上がるからです。

同じ目的地でも信号や混雑状況によって停止している時間が異なるためタクシー料金が違ってくるのです。一度も信号で止まらないと普段より安いかもしれませんし、毎回信号で停止していれば割高になるかもしれないのです。

お客さんで勘違いされやすいのが、信号や停止してメーター料金が上がって運転手が儲かったということ。これは一概に正しいとも間違ってるともいえます。忙しいか暇かで変わってきますので状況によるということですね。

タクシーメーター表示の意味

タクシーメーターには車外からタクシーの運行状況がわかるよう表示機が設置されています。「空車」や「回送」などの表示ですね。ここでは表示機やメーターの操作について解説しています。

JapanTaxi製タクシーメーター
JapanTaxi(日本交通グループ)製タクシーメーター(ATM-100型)。二葉計器製R9-6型タクシーメーターの独自ソフトウェア版。 wikipediaより

空車(くうしゃ)

タクシーにお客さんが乗っておらず、次のお客さんを受け入れる状態の意味。外から見て空車表示のタクシーを見つけたら手を上げて乗車することができます。

実車(じっしゃ)賃走(ちんそう)

お客さんを乗せて営業走行しているという意味。表示機には実車や賃走の表示がないケースが多い。タクシーは空車の表示でなければ実車中ということです。

支払(しはらい)

目的地まで到着して料金の支払いをしているという意味。通常であれば支払いの後は空車になるのですぐに乗り込むこともできます。ですが運転手や地域の状況によっては乗れないこともありますので乗ってもいいか運転手に確認しましょう。

迎車(げいしゃ)

お客さんから迎えに来てほしいという依頼で迎車料金を頂戴し迎車地まで走行しているという意味。空車表示ではないので他のお客さんが乗り込むことはできません。

回送(かいそう)

運転手の都合や地域外などの事情によりお客さんを乗せる営業走行をしていないという意味。回送表示のタクシーに乗ろうとしても断られます。

高速(こうそく)

高速道路では距離制運賃だけの適用となるため、タクシーが停止してもメーターが上がらないよう時間運賃を止めているという意味。一般的な使い方は高速道路に侵入する際に高速ボタンを押し、高速道路から降りたらボタンを押して解除します。

割増(わりまし)

深夜早朝割増の時間帯なので2割増の運賃で営業走行中という意味。時計と連動しているので22時になれば自動的に割増になり、5時になれば解除されます。

料金上がり予告、上がり目

車内の料金メーターにはあとどれくらい走行すれば料金が上がるのかを表示しています。簡単なメモリ表示なので厳密にあと何メーターであがるかはわかりません。

まとめ

タクシーはサービスを受ける前に料金が確定せず、目的地に到着するというお客さんがサービスを受け終わった時点でメーター料金が決まるという消費者にとっては不安なサービスです。事前に料金がわからなくて、どんどん金額が膨れ上がっていく。お客さんはとても不安で心配になりますよね。

タクシーメーターの仕組みを少しでも理解していればタクシーに乗りやすくなり、もっと気軽に乗れて生活が便利になると思います。ぜひタクシーメーターを理解してお気軽にご乗車ください。そのときは「空車」表示のタクシーを探してくださいね。

もっとタクシー料金について知りたい方は「タクシー初乗りの意味とは?現役運転手が答えるよ」という記事も書いていますし、ほかにも参考になる記事がありますのでぜひご覧ください。

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