タクシーで大暴れした弁護士のニュースについて解説とコメント

タクシー大暴れ弁護士

タクシー車内壊した疑いより

タクシー運転手が暴行を受けたというとなにかとニュースになりますよね。今は車内カメラがついていますので暴力事件の一部始終が録音され公開されてしまいます。今回は大きく取り上げられているタクシー運転手に大暴れした弁護士のニュースについてコメントしようと思います。

この記事ではタクシー運転手の意見やコメントを掲載しています。地域は違いますが実際の現場からの意見は参考になると思います。とくにこれからタクシー運転手に転職や就職しようかと考えている方や、タクシー運転手がこういったお客さんの対応に困っているという方におすすめの記事です。

ニュースの概要は各所で取り上げられています。共同通信へは下記リンクからどうぞ。

おすすめ記事:ジャパンタクシーを現役タクシー運転手が評価してみた

ことの発端は2017年11月6日の夜。ニュースの記事は2017年11月のもの。

札幌市の30代の男性弁護士が6日、タクシー乗車中に暴れて車内を壊した疑いがあることが10日、捜査関係者への取材で分かった。

 

タクシー車内壊した疑い

そして弁護士は書類送検。

 北海道警は14日、タクシー乗車中に暴れて車内を壊したとして、暴行と器物損壊の疑いで札幌弁護士会に所属する杉山央弁護士(37)を書類送検した。60代の男性運転手にけがはなかったが、タクシー会社が道警に被害届を提出。ドライブレコーダーには、弁護士が怒鳴ったり、運転席付近を何度も蹴ったりする姿が写っていた。

車内暴力の弁護士書類送検、札幌 タクシー破損疑い – 共同通信

弁護士に罰金30万円の略式命令で幕を閉じる。

乗車中に暴れて車内の備品を壊したとして、札幌区検は5日、暴行と器物損壊の罪で、札幌弁護士会所属の杉山央弁護士(37)=札幌市=を略式起訴した。札幌簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出し、杉山弁護士は即日納付した。

車内暴力の弁護士に罰金30万円 札幌、タクシー備品壊す – 共同通信

タクシー車内で大暴れした弁護士のニュースについて

いろんな場所で聞いたり見たりしているタクシーで大暴れした弁護士ニュースについてタクシー運転手からコメントをさせていただこうと思います。業務している地域が違うので土地勘や地域差があることはご了承下さい。

ニュースの内容を簡単に説明すると、札幌市内で23時ころタクシーに乗ってきた弁護士がタクシー運転手に運転席の椅子を蹴るなどの暴行をおこないました。ほかにも防犯ボードを破壊し器物破損、運賃の未払い、車を降りてから弁護士が持っていたスマホをタクシーに投げるといった行為をしたというニュースです。

ネットには動画もアップされているのでご覧いただくとわかりますが、ものすごい剣幕で怒鳴り散らし暴れている様子が写っています。あそこまで弁護士は怒り防犯ボードを破壊するまで暴れる必要があったのか?僕は疑問に思います。

なぜ弁護士は暴れだしたのか?

杉山央弁護士が暴れた正確な理由はわかりません。ここからは僕の憶測です。ただタクシーに乗車する酔ったお客さんの怒る理由はひとつしかありませんので間違いないでしょう。

タクシーに乗ってきたお客さんが怒る理由は「自分が想定していた道を通らなかったから」です。杉山央弁護士がタクシー運転手に怒った理由はこれしかありません。

タクシー運転手にお客さんが怒る理由は他にもあります。あいさつがない、返事がない、釣り銭がない、態度が悪い、など。細かい理由を上げれば切りがありません。ただこういった理由に怒ったとしても丁寧に謝れば収まる可能性が高いです。

タクシー運転手は道を間違えたのか?

ニュースや動画を見る限りタクシー運転手は道を間違えたか勘違いしているように見えます。弁護士の声が聞き取りにくかったのか、単に運転手が勘違いや間違えてしまったのか。ニュースだけでは本当のところはわかりません。運転手とお客さんのやり取りを見るとお客さんが言い間違えているようにも見えますし運転手が勘違いしているようにもとれます。

タクシー運転手も人間ですので勘違いや間違いをすることはあります。運転をしている人であれば道を間違えたり勘違いすることはあるはず。経験を積んだタクシー運転手でも間違えることがありますので弁護士も多めにみればよかったのかと思いますね。

だれでも間違いや失敗をすることがあります。タクシー運転手も間違えてしまったり失敗したら謝罪しその後の対応でフォローすればいいと思います。ただ今回の件ではフォローしようにもしきれない状況だったのは不運だったとしかいえませんね。

弁護士が怒り出した理由はよくあるパターン

先程書きましたが推測するに弁護士が怒り出した理由は「自分が想定していた道を通らなかったから」だと思います。タクシー運転手とお客さんとの間で目的地とルートの意思疎通ができていなかったということです。これはよくあるクレームパターンです。

タクシーがお客さんから受けるクレームは道に関することがほとんどです。それも道順、ルートについてです。タクシーの仕事は目的地まで道を走るだけなのでクレームの対象も道順しかないので当然といえます。

一般的なお客さんは自分が思っていた道とは違う道を進むと急激に不安、心配、恐怖、いらだちなどの心理状態になるようです。お客さんが知っている道や詳しい場所だったりするとなおさらです。知らない場所に連れていかれるという恐怖感が生まれるのかもしれません。

杉山央弁護士は地元が札幌で土地勘もありタクシーにも普段から乗っていたと想像できます。この場所でタクシーに乗って目的地を伝えれば通るルートはあの道を通って当然という意識があったはずです。

それが今回自分が想定していたルートではない道を通り始めたので、不安、心配、恐怖、いらだちといった心理状態に。さらに仕事やプライベートのストレスも重なり今回の行動を取ってしまったと思われます。

タクシー運転手の対処法がよくなかった?

今回の件では事前に対処しておくことは可能です。運転手は川沿いの道を進みました。でもお客さんは大通りのルートを想定していたようです。ここでお互いの意思疎通が上手くいっていないのがわかります。

運転手は目的地住所を復唱し確認はしていますがルートの確認はしていません。この段階で「川沿いの道からでよろしいですか?」と確認しておけば問題になりませんでした。おそらくお客さんは川沿いの道ですか?と聞かれたら「大通りの方から」と答えたでしょう。

ルート確認は面倒ですがちょっと聞いておくだけでトラブルを避けられます。今回も川沿いの道を選択するのが当然だったのかもしれません。でも当然だと思っている道でも確認しておくほうが無難です。ルート確認は面倒でもひとこと聞いておくだけで違ってきます。

でもお客さんが酔ってあの状態になってしまったら対処もなにもできないでしょう。タクシー運転手がどうこうできる件ではありません。自分の身を守ることを優先してことが過ぎるのを待つのが最善です。

以上のことから今回はタクシー運転手が事前のルート確認を怠っていたのが主な原因と発端のように思います。弁護士が暴力をふるったことは悪いですがこれは別の問題です。事前に道や住所を入念に確認しておくと防げたかもしれません。

杉山央弁護士はどう対処すればよかったのか?

自分と想定していた道と違った道を通っていたとして杉山央弁護士がどうすればよかったのかを考えてみます。

ことの流れからするとルートを確認していない運転手に最初の不手際があると想像できます。ほかにもお客さんが目的地を言い間違えていたり運転手が勘違いしていたりと多くの行き違いがありました。

ただ間違いを指摘したり怒っても何も解決しません。杉山央弁護士は自分が想定していた道と違っていることに気づいたら運転手に自分の目的地とルートを再度伝えて修正行動をしてもらうよう依頼するべきでした。

運転手も謝罪しルート変更しようとしているので納得がいかない部分があるかもしれません。でもお客さんと運転手では間違いをすることもありますしお互い様ですので勘弁してあげるのが常識です。ここで許すことができず暴力をふるってしまったことが一番の問題だと思います。

関連記事:タクシー運転手が酔っ払いを乗せても困らない!対策方法を教えるよ

今回のような暴力されるケースは多いのか?

タクシー運転手がお客さんにこれほどまで暴力をふるわれるケースはほとんどありません。今回の件はとてもめずらしいことなのでニュースでは面白おかしく取り上げているのです。タクシーの暴力沙汰が頻繁に起きているならニュースで取り上げられることもないでしょうね。

特に最近は車内に防犯カメラが設置されていますので暴力や暴言は減っていると聞いています。お客さんも録画されていると知っているからかおとなしくなっている気がします。ただ録画されているから控えているというのは嫌な気分ではありますね。

まとめ

今回はタクシーで大暴れした弁護士のニュースについてコメントさせていただきました。ニュースからの情報なので憶測でしかないことはご了承下さい。

お客さんと運転手のやりとりや心理状態などは一般的な状況からコメントしてますので間違いありません。とにかくお客さんは知らない道を進むと不安になるのです。これは覚えておいてくださいね。

さて気を取り直してタクシー業務に戻りますね・・・・・・

((;゜Д゜)ガクガクブルブル

ブログ
taxi driverをフォローする
タクシー530号車よりお届けします。|タクシー運転手のブログ

コメント