なぜタクシーは雪の日につかまらないのか?

タクシー雪の日

普段あまり雪の降らない関東ではちょっとでも雪が降る予報があると大騒ぎになりますよね。雨と違って雪が積もると足元が汚れますのでイヤ。さらに足先が寒すぎる。

子供のときは雪の予報があるとワクワクしたものですが、大人になると雪が積もると聞いただけで憂鬱に。雪が降ったり積もった日はとくにタクシーを利用して通勤や帰宅したい考えている方は少なくないかと。でも捕まらないんですよね雪の日は。

今回は雪の積もった日こそタクシーを利用したいのに捕まらなのはなぜか知りたい方や捕まらなさすぎて怒っている方へおすすめの記事です。これを読めばなぜタクシーが雪の日に少ないかがわかりますよ。

スタッドレスタイヤを装着しているのは当然

タクシー会社によりますがタクシーはスタッドレスタイヤを履いているのは当たり前。早い会社は11月ころから順次入れ替えしています。タクシー会社がケチでスタッドレスを買わないからタクシーが少ないかもというの予想は外れですね。まぁケチなのは当たってますが。

チェーンはトランク室が狭くなるので常時積んではいません。でも営業所に置いてありますので利用可能です。雪が積もる予報が出たら持って出なさいと指示があったりしますね。

タクシーはスタッドレスを履いているなら雪道も問題ないはずと思っているお客様は少なくないです。でも雪の日はスタッドレスがあってもタクシー運転手には関係がないんですよね。それをこの記事は紹介していきます。

タクシー運転手も通勤できない

タクシー運転手もサラリーマン。ですから営業所に毎日通勤しています。通勤方法は一般のサラリーマンと同様に電車、バス、車、バイクなど。ですから雪が積もると通勤が困難になります。

電車は動かなかったり遅延したり。バスは来ないし。車だと渋滞しているし。タクシーは捕まらないし(笑)

タクシー運転手も一般の方と同様に通勤が困難になりますし通勤できないこともあるのです。通勤時間前から雪が積もっていて交通状況が悪い場合は、タクシー運転も通勤できていないんだなぁと思ってもらえれば仕方ないと思ってもらえるかもしれませんね。

雪の日は売上が上がらない

お客さんが多い雪の日はタクシーの売上も上がると思っているお客様は多いです。でも実際は思ったより良くない。道の状況によっては普段より悪いかもしれません。

タクシー運転手の給料は歩合の場合がほとんど。売上が上がらないなら仕事をする意味がないと考えている乗務員もいます。

事故にあう可能性が高い

タクシーにスタッドレスを装着していても事故の可能性は増えます。雪の日は自分が気をつけていても他のノーマルタイヤの車が突っ込んでくることも。雪が積もりそうな日は車での外出を控えてくださいという公共のアナウンスもあるくらいです。

軽い事故でさえ起きてしまったらその日のタクシーの業務はその時点で終了となる可能性が高いのです。車が無事だったり車両を乗り換えたりしたとしても乗務員の気分は運転したくないと思っているに違いありません。

自分が悪くない事故であっても結局は運転手の負担になるのは間違いありません。売上も上がらなくなりますし何もいいことはない。ですから雪の日は仕事をしたくない運転手が多いのです。

縁石やポール、障害物などが見えない

雪が積もってくると景色が真っ白になりあらゆる物が見づらくなります。タクシー運転手からすると縁石、ポール、電柱、などの障害物が見えなくなるのが一番つらいのです。

ポールが見えなかったとしてもぶつけてしまったら運転集の責任です。自損事故として処理され乗務員が修理費を負担する可能性も。同じ道や慣れた場所でも雪が積もってくると見えなくなった障害物にぶつけてしまう可能性があるのです。

自分からぶつけた自損事故であれば雪で見えなくての言い訳は通じません。結局は確認不足、注意不足と運転手が悪くなってしまいます。ということは雪の日、とくに視界が悪い日は運転したくないと考えてしまいますよね。

雪の日に限って狭い道を通らされる

普段なら歩いて行く距離でも雪が降るとタクシーに乗ってくるお客さんは増えます。歩行者や車通りが多い道であれば歩きやすくなっていますが、誰も通らないような細い道は新雪が残っていることも。

タクシーに送ってもらいたい道はたいてい歩きたくない道。ということは積もったばかりの雪が残っていて道がどこからどこまでか見えないということがほとんどです。雪が積もった見知らぬ道に入ると見えない障害物にぶつけてしまう可能性が非常に高くなるのです。

お客さんを乗せて進行するとその先は非常に走行が困難だと分かったとします。その時点でお客さんにこの先は進めませんというともめますね。違う道に回避したとしてもその先も進めない。どんどん道を変えていって最終的に目的地まで着いてもメーター料金が高すぎると結局はトラブルに。

雪の日は通れない道が発生します。それを理解してくれる人もいますが、行けるから行けというお客さんも。普段なら走行が簡単だとして雪が積もると一気に走行難易度があがります。どんな道を通らされるかわからない雪が積もった日はタクシー運転手も走りたくないのです。

事故の責任は自己負担

タクシー運転手が事故をすると自己責任です。過失割合の相手の方が高かったとしてもその日の仕事は終わりになりますし警察対応や事務所に帰ってからの書類など面倒なことは多い。もらい事故だったとしてもタクシー運転手の負担になることは間違いないのです。

雪が積もってくると他車からの巻き込み事故の可能性が増えます。自分が注意したとしてもほかの車が突っ込んでくることは避けられません。相手が100%悪かったとしても事故処理など面倒なことは変わりないのです。

普段なら問題ないタクシーの仕事も雪が積もれば危険極まりない仕事になります。運転手が望む売上と事故の可能性を比較すると雪の日は仕事をしなくてもいいと考える人は少なくありません。ということは雪の日は仮病を使ってでも休んだほうがいいかとなるのです。

タクシーが捕まらない文句

雪の日にがんばって仕事をしても「やっと捕まった」とか「タクシーが少ない」と文句をいわれることが多くなります。お客さんとしてはすぐタクシーに乗りたいけどなかなか捕まらないのでイライラしているのはわかる。でもそのイライラをタクシー運転手にぶつけてしまうのはマナーとして問題あると思いますね。

お客さんを乗せて感謝されることもありますがほとんどのお客さんがイライラしています。寒いし冷たいし待ったし乗れないしタクシーは走ってないし。タクシー運転手は雪が降って走り辛くてもがんばって仕事をしていたとしても文句をいわれる。これでは家でニュースでも観てたほうがいいかとなるのです。

洗車が面倒

雪の日は泥跳ねなどで車の汚れがひどくなります。タクシーは事務所に帰ってから洗車をするのが通常業務。その洗車が汚れの多い雪の日はとくに面倒なのです。

晴れた日であればサッサと拭いて終わらすことができますが雪の日の泥跳ねはそう簡単にはいきません。タイヤまわりなどは特に泥がこびりついていたりします。

普段なら短時間で終わらすことができる洗車も雪の日はとても時間がかかってしまいます。洗車を嫌う運転手が多いなか、雪の日の洗車を仕方ないと割り切ることができる人はほとんどいないように思います。これまた雪の日に仕事をしたくない理由になりますよね。

帰れないかも

朝に雪が降っていなくても夕方から降り始めて深夜には積もる可能性が。という予報を聞くと自宅に帰れるかどうかが心配になります。タクシーの営業所には仮眠室がある会社もあるので帰れるまで待機することもできますが、イヤじゃないですか?ずっと会社にいるなんて。

次の日に予定が入っていたり家でしたいことがあったりすれば帰れないことが困ると考える人もいます。ということは帰れないかもしれないのなら休んでしまおうと怠慢な考えも浮かんできます。

ほかには朝出勤しても仕事が終わった後に帰れなくなる可能性があります。ですから早めに仕事を終えて帰ってしまう人も。これもタクシーが少なくなる原因ですよね。帰れなくなるから早めに上がりますといわれてタクシー会社も拒否できないんですよね。なぜなら気象庁やニュースで早めの帰宅を促しているのですから。

まとめ

雪の日、とくに積もっている日はタクシー運転手にはまさしく百害あって一利なしです。雪の日だから特別いいことはなく、どちらかというと悪い面が多い。家のこたつに入ってニュースでも観てたほうがいいと思う運転手が多いのも無理はありません。

この記事は雪があまり積もらない地域での話でした。もし同じような環境であればタクシー運転手も同様の考えをもっているでしょうね。

雪が積もってタクシーが捕まらないときはこの記事を読んでいただければ暇つぶしになるかもしれませんよ。そしてやっとタクシーに乗れた場合はタクシー運転手に雪の日に運転してくれて感謝の気持ちをもっていただけると幸いです。

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