
地方出身高卒の僕がタクシー会社に転職して成功するまでの過程を感想や体験談を交えて記事にしてみました。転職がうまくいかない。就職が決まらない。ブラック企業や零細企業で失敗ばかり。こんどこそ転職を成功させたい。誰しも望んでいることですよね。
転職するときは、失敗や不安でたまりません。次の仕事は自分がやっていけるのか、また失敗したらどうしよう。そんなことばかり考えてしまいます。転職では後悔することもありますが、結果としてよかった場合もあります。僕
この記事はの体験談も踏まえて書いていて、タクシー業界に興味がある方や転職、就職を考えている方の参考になる内容となっていますので、タクシーに転職して成功したい方におすすめの記事です。
工場を退職

売上低迷で会社内の雰囲気も悪くなり、街の零細工場を退職しました。妻と子供がいて生活費が必要ですが、収入がないまま転職活動の始まりです。
「日本のものづくり」と理想を抱いて、町工場で仕事をしました。しかし実際はただの下請けで、言うがままに作って経営者が従業員の労働力を搾取する構造。理想を掲げる工場は多々あると思いますが、僕が働いていた工場は夢と希望とは程遠い職場でした。
良いものを作りたいとがんばっていました。工場の中には同じスピリッツの人はいて、お互いにがんばろうと切磋琢磨の毎日。しかし、同族零細企業なので、金が入れば何でもいいような考え方に、ついていけなくなったのも退職した理由の一つです。
転職活動開始
職を探すとなるとハローワークと駅やファミレスなどに置いてある求人情報誌、あとはインターネットを利用した求人サイトが思いつきました。
とりあえず思いつく限り情報を集めいようと、ハローワークに足を運び、求人情報誌は持ち帰って一通り目を通し、求人サイトは大手のリクナビとアットタイプに登録しました。
ただ求人情報の募集要項を見ても年齢や資格、業種経験が求められる会社ばかりです。僕が内定もらえる気がせずよい求人がないとパラパラを目を通すばかりで途方にくれていました。
ブラック企業からタクシー運転手への転職を考え始める

世間ではブラック企業やサービス残業など転職活動をしている人に取って不安を煽るようなニュースばかり流れています。
僕は子供も小さいし早く家に帰れたり土日祝日が休みの会社を探していました。やっと入社した会社が終電帰りと土日出勤当たり前のブラック企業だったらと不安で押しつぶされそうです。
数週間に渡ってハローワークやリクナビなどを検索しましたが、希望条件に見合う募集は一切掲載されていませんでした。
「ブラック企業はいやだなぁ、でもブラックも仕方ないかなぁ。そうだ、ブラックでもまともな会社ってないかなぁ」
僕はブラック会社しかないならブラック会社の中でまともな会社を探してみようと考え始めました。
いろいろ探していくうちにタクシードライバーという職業に目が止まりました。
タクシー運転手ってブラックじゃないかも

ここで僕の転職活動をするに当たっての希望条件を箇条書きにしてみます。
・勤務時間が長かったり帰りが遅くなって子供や家族と接する時間がなくならないこと
・土日祭日が休み
・引っ越しを伴う転勤がないこと
・家族イベントやその他の事情で有給などの休みが取りやすいこと
僕は今回の転職活動において以上の項目を重視していました。要するに会社に時間を取られすぎずプライベートの時間を大切にしたいと思っていました。
検討を始めたタクシー業界を調べてみると意外と自分の希望条件にあっているように思い始めたのです。
・勤務時間は法律で決められていて無理な残業やサービス残業をさせることは不可能
・隔日勤務であれば土日のどちらかは家にいることができる。毎週土曜出勤の会社だと思えば妥協できる部分
・タクシー運転手の仕事は地域で行うもの。転勤はない。
・タクシー運転手は自分しかできない仕事ではない。だから休みやスケジュールの融通が効く。
以上の内容を考えるとタクシードライバーって自分にとって悪くない職業なのではないか?と考え始めました。
確かに平均年収が低かったり勤務時間が長かったりと不安なところはあります。でもそれ以上に自分のプライベートを重視できる業種であることが魅力に思えました。
僕はリクナビでめぼしい会社をピックアップしてネット応募しました。すぐに面接依頼のお返事をもらい面接日を設定します。
1社だと違いがわからないのでリクナビで2社。アットタイプで1社と合計3社の面接に望みました。
タクシー会社に面接に行くとどの面接官も快く対応してくださってとても好感が持てました。
タクシー会社3社の面接を終え、勤務条件を吟味しながら内定の連絡を待ちました。
幸いなことに3社とも内定をいただきました。僕は自分の希望条件に近い会社を選び、御社に入社したい旨を連絡し、そのあとほかの2社にもお礼の連絡をしました。
仕事した分は給料でもらえる

当たり前のことですがブラック企業では仕事しても残業しても給料がもらえない会社もあります。労基に相談しても少額なので諦めたほうがいいといわれたりします。
でもタクシー運転手の仕事は歩合ですので仕事して売上を上げた分は給料がもらえます。がんばって仕事すれば給料が上がりますし、体調が悪かったり別の理由があったりして仕事の分量を抑えることもできます。
毎日突っ走るような仕事を求められませんので、自分のペースで仕事ができるのはタクシー運転手になってよかったと思います。がんばろうと思えば自分次第だし、今月は抑えようと思えば給料は減りますがまったり仕事することも可能です。タクシー運転手は自分のペースで仕事ができる珍しい仕事だと思います。
休みの融通がきく
タクシーは自分が休んだとしても特に問題ありません。給料が低い代わりに出勤に対する責任も低いのです。タクシー会社は出勤してほしいと思っていますが運転手の体調が悪ければ強制することはできません。
自分がいないと回らない業種ではありませんので、比較的休日は自由に取れます。タクシーは365日営業していますが、逆に考えると365日いつ休んでも影響ありません。タクシーは歩合ですので自分の給料を相談して休みを決めることができるのは助かりました。
通勤ラッシュは関係ない

タクシー運転手の出勤時間は早朝。帰宅時間は深夜。電車やバスなどの交通機関が走っていない時間帯が主な出勤タイムです。ということはタクシー運転手は車やバイク、自転車通勤の人が多いのです。
一般の会社であれば朝の通勤時間帯に電車に乗って通勤しますよね。タクシー運転手は通勤時間帯を避けて車通勤ですのでとても楽です。車通勤でも通勤時間帯だと渋滞が始まりますが、タクシーの出勤時間はもっと早い時間の早朝ですので道路が空いています。
給料が低かったり勤務時間が長かったりしても通勤ラッシュから開放されたのは僕がタクシーに転職して成功したなと思います。
まとめ

リストラから入社するまでとタクシーに転職して成功したと思うポイントを書いてみました。改めて書くと無職期間の不安で心配だった日々を思い出し、胸にグッとくるものがありますね。
結果としては転職成功だったと思います。いろいろ贅沢いっても難しい部分がありますし、家族で平和に生活できているのが何よりの成功の証拠だと思っています。
サービス残業や休日出勤、いつ帰れるか何をやらされるかわからない零細企業やブラック企業よりもオープンにブラック業種とされているタクシー運転手のほうが安心かもしれません。
ではあなたの転職が成功するよう「お祈り」(笑)ではなく、応援していますのでがんばってくださいね。
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