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主婦が知りたいタクシー運転手の仕事内容や待遇について

主婦が知りたいタクシー運転手の仕事内容や待遇について

主婦の仕事探しはたいへんですよね。時間の制限があったり会社の人と話が合うか不安だったり。新しい職場に飛び込んでいくのは勇気がいります。仕事の上で一番の悩みは人間関係なのは常識となりました。

この記事は仕事探しをしている主婦の方でタクシー運転手の仕事に興味を持った人に向けてタクシーの仕事内容や待遇などを紹介しています。

タクシーはお買い物や雨が降ったときや疲れて帰るときにたまに利用しますよね。最近では女性タクシードライバーも増えているので目にすることがあるかもしれません。普段目にするタクシードライバー。ちょっとしたきっかけでタクシー運転手の仕事が気になった人もいると思います。そんなタクシーの仕事に興味を持った人のために書いています。

関連記事:タクシーの仕事に転職して後悔したこと

タクシーの仕事内容

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タクシー運転手の仕事は簡単です。お客さんを乗せて目的地までお送りするだけ。子供や家族、両親を送迎するのとイメージは同じです。違うところは乗せる人がお客さんであることです。

例えばお客さんを乗せたら目的地を聞きます。目的地がお客さんの自宅だったら道を教えてもらったりしながらお送りします。病院に行く人だったら病院まで。駅まで行きたい人なら駅に。お客さんによって目的地が違うのでお話しながら運転しお送りする仕事です。

タクシーは道に詳しくないとできない仕事と思われています。それは当たってる部分もあり間違っている部分もあります。女性タクシードライバーの場合はお客さんに道順を聞きながら安全運転することが大切です。

タクシーの仕事は道を覚えることよりもお客さんに教えてもらう方法を覚えるほうが大切です。黙ってびゅんびゅん飛ばす運転手よりお客さんと会話をしながら安全運転する運転手が必要とされているのです。

タクシーの勤務時間

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タクシー会社によって勤務形態は様々です。ここでは主婦の方におすすめの勤務時間を教えますのでタクシー会社を選ぶときの参考にしてください。

女性タクシードライバーの場合は昼間の勤務「日勤」が最適です。朝に出勤して夕方ころに帰る勤務形態です。おおよそ1日9時間程度が定時ですので7時から16時が一般的です。

正社員採用であれば月に22日くらい勤務しなくてはならないはずです。パートやアルバイト程度の勤務形態でも大丈夫な会社もあります。その場合は月に8日、もしくは好きな日数出勤できるかもしれません。

参考記事:タクシー運転手の労働時間はどれくらいなのか?

自由な勤務がメリット

タクシー運転手のメリットは時間や勤務が比較的自由なところです。コンビニやスーパーだと急な休みは取れない職場が多いですよね。休む場合は代わりの人を探さないと休めなかったりします。でもタクシーの仕事はいつでも休めます

タクシーは予約や定期の仕事を持っていなければ朝に体調が悪いと連絡すれば簡単に休むことができます。良い意味で仕事に出ても出なくても影響がないからです。ただ会社の就業規則に則って勤務することが前提ですよ。

ほかにはタクシーの仕事中に買い物に行ったり個人的な雑務をしたり自宅に帰って家事をしたりとやりたい放題の主婦ドライバーもいます。それは文句をいわれない程度に売上を上げてきたり出勤状況や事故違反がなかったりしているから可能なことです。お断りしておくとタクシー車両の私用利用は違反ですよ。

福利厚生や保証は大手なら安心

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小さな店舗や町工場より大手タクシー会社の方が福利厚生やサポート体制は安心できます。給料明細が不明確だったりサービス残業をさせられたり。そんな中小零細にありがちないいかげんさは大手タクシー会社ならありえません。

タクシー会社は零細企業から大手企業や役所の用心を送迎する大手タクシー会社までピンからキリまで存在しています。タクシー会社で一括りにされてしまいますが、実際は天と地はいいすぎかもしれませんけど、会社によって大きな違いがあるのです。

主婦がタクシー運転手をするのであれば大手タクシー会社の女性タクシードライバーが在籍している職場を探すことをおすすめします。間違っても零細タクシー会社に就職してはいけません。タクシー会社も規模の違いと待遇の違いがあることを覚えておいてください。

給料は歩合制

タクシー運転手の給料は歩合制です。仕事をしたら売上から給料がもらえます。歩合制と聞くとノルマや厳しいイメージがありますが、時給制のアルバイトでも仕事をした分しかお金がもらえませんので同じようなものです。

そうはいってもお金のために働くのですからあまり給料が安いのも問題です。運転やお客さんを乗せて料金をもらうスタイルが自分に合っているかどうかが重要です。向いていない人ががんばっても辛いだけです。逆に向いている人にはこんなに簡単な仕事はないと言わせる職種でもあります。

タクシー運転手はただいわれたとおりにやってればいい仕事ではありません。少し自分で考えて行動する必要があります。自分で好きなように行動するのができるかできないかで違ってきます。

関連記事:なぜタクシー運転手の給料は安いのか?

主婦のためのタクシー会社の選び方

パソコンで調べる主婦

もし知り合いの主婦がタクシー運転手になりたいと相談をうけたらを想定してタクシー会社の選び方を紹介します。タクシー専門のサイトで探す際の参考にしていただければと思います。

ほかの記事で詳しく書いていますのでここでは簡単に3つのポイントを紹介します。

①勤務先が近いこと

営業所や勤務場所が自宅から近ければ近いほど楽です。土地勘もあるでしょうからなおさら近所のタクシー会社で仕事することが楽ちんですね。

たまに近所の人にバレるのが恥ずかしいからの理由で少し離れた会社を選ぶ人がいます。恥ずかしいのはすぐになれますし長い目で見れば近いことは最大のメリットです。

②大手タクシー会社を選ぶ

東京なら大手四社。地方なら電鉄系や地域の大手タクシー会社。とにかく働く地区で一番大きな会社、保有台数が多い会社を選んでください。それがひとつの基準。もうひとつはグループ系など昔から地域の役に立っているタクシー会社を選んでおけば間違いありません。

大手タクシー会社。電鉄系、交通系。老舗グループ会社。を目安に選んでいけば安心して働けるタクシー会社が見つかります。

③勤務が比較的自由

出勤時間や出勤日、休日、当日休んでも問題ないかなど自分が納得できる程度の自由出勤ができる会社が働きやすいです。

朝7時に出社。9時間きっちり働いてもらって、月の出勤日数は22日厳守。こういったタクシー会社はしっかりしてるといえば聞こえはいいですが面倒ですよね。タクシー運転手の一番のメリットは勤務形態が自由なところ。譲れない条件のひとつです。

まとめ

親と子

運転と人と接することが好きであればタクシー運転手の仕事に向いています。タクシーは誰でもできる簡単な仕事ですが、向いている向いていないが人によってはっきりとわかれます。

人間関係もなく車の運転だけしてればいいし超簡単で楽だと思っている主婦がいます。逆にタクシーなんてできないし事務しかできないと思っている主婦もいます。主婦だからしてはいけない仕事はありません。大事なのは自分がやりたい仕事を選ぶことです。

主婦の方がタクシー運転手の仕事に興味があるならちょっとタクシー業界を覗いてみるのもおもしろいですよ。自分に合っているかもしれませんし、まったく受け付けないかもしれません。どっちに転ぶかはやってみてのお楽しみです。

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  • この記事を書いた人

タクロー

元タクシー運転手の現運行管理者
タクシーの現場から情報をお届けしています。

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